【SONY ULT WEAR(WH-ULT900N)レビュー】 重低音だけじゃ無い!ノイズキャンセリング、操作性など申し分ないヘッドホン 初めてヘッドホンを購入する方にもおすすめです!

ULT WEAR

みなさんこんばんは。

やっちんです。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

いきなりですが、私初めてヘッドホンを購入いたしました。

最近出張で新幹線を使う事が多くなり、移動中で映画鑑賞する時には、AirPodsかAnkerのSoundCoreliberty4のイヤホンで楽しんでいました。

ただ映画鑑賞中に寝落ちして、いつの間にか片方だけ落としてしまう事が2.3回あり、幸いにも周りの乗客の方に拾っていただき無くすことはなかったですが、とても恥ずかしい思いをしてしまったので、「どないかせなかん!」ということで、ヘッドホンの購入に踏み切りました。

イヤホンと同じく、ヘッドホンもたくさんのメーカーから色んな種類が発売されていて、価格、操作性、音質など色々考慮し、最終的に個人的にベストなヘッドホンが見つかりました。

そのヘッドホンは

SONY ULT WEAR(WH-ULT900N)

です。

2024年4月26日に発売されたヘッドホンで、SONYのヘッドホンの中では価格的にミドルクラスに位置するヘッドホンです。

ミドルクラスとはいえ、ハイエンドモデルと比べても遜色ない性能で、尚且つULT WEAR独特の機能である迫力のある重低音を2段階で調節できます。

購入して約1か月ほど使用しましたので、操作性や音質などレビューしていきます。

それではいってみましょう!

目次

YouTubeでもレビューしてるよ♪

ULT WEARの外観

ULT WEAR

ハウジング部分は厚みがあり、全体的にマットな質感でゴツゴツとした印象。

SONYらしいシンプルなデザインです。

SONYとULTボタンのロゴが光の加減によって、虹色に光ります。

色は、ブラック、オフホワイト、フォレストグレーの全3色。

SONY公式HPより引用

僕は無難にブラックを選びましたたが、新色フォレストグレーも都会的でありながら自然を思わせるようなcolorでこちらもおすすめです。

アーム部分

アーム部分は段階式の長さ調整が可能で、長さ調整する際にカチカチ音が鳴り、はじめはこのカチカチ音が少し気になりましたが、左右均等の長さにしたいときに、1カチカチのところ2カチカチのところなど、調整がしやすいので、今では気にならなくなりました。

ボタン部分

左側に電源ボタン、ノイズキャンセリングボタン、USB-C端子、ヘッドホンジャック、ULTボタンがあり、ボタン類、端子は全て左側に集約されています。

地味に嬉しいのは、ULTボタンが他のボタン類と並列に並んでいるわけではなく、少し離れた場所に配置されています。

そのおかげで、装着中にULTボタンを押したいときに迷わずボタンが押せるので、間違って他のボタンを押してしまう心配はありません。

右側のハウジング部分にはボタン類は一切ありません。

折りたためて、コンパクトに収納できる。

ヘッドホンを使わない時など、カバンに入れて持ち運ぶ際、そのままの形状だとヘッドホンは大きくカバンの中のスペースを奪うので、極力コンパクトにして収納したいところ。

ULT WEARは、左右のハウジングが折りたためる構造なので、左右どちらかを畳めば、よりコンパクトにケースに収納できます。

上位機種のWH-1000XM5は折り畳めないので、その点はULT WEARに軍配が上がります。

頭頂部、ハウジング部分のクッション性は◎

イヤーパッドのクッション性はフカフカもちもちで、適度な側圧があり、フィット感は良好。

頭頂部もイヤーパッド部分と同じ硬さで、長時間使用していても痛さを感じることはありません。

ULT WEAR

ULT WEARの音質

ULT専用設計の40㎜ドライバーユニットを搭載していて、クリアな中高音で、ライブ会場のような臨場感やクリアなボーカル、高音までバランスよく音楽を楽しめます。

また、重低音特化型のヘッドホンという事で、ULTボタンを押せばクリアな中高音に加え、ズンズン系の体に響き渡るような重低音を体験できます。

特にULT2のMAX状態の重低音は、長時間聞くと疲れるくらいゴリゴリの重低音で、40台半ばに迫ってきたおっちゃんには正直重たすぎるな・・と感じました。

では、なぜこのULT WEARを購入したかというと、ULT1の時の音のバランスが良かったからです。

家電量販店で試し聴きをした際に、基本ロック系の音楽をよく聞く筆者ですが、ベース・ドラムの低音が程よいパンチがあり、中高音の音も綺麗で、クリアな音質とパンチのある重低音がMIXされ、一目惚れではなく「一聴き惚れ」しました。

重低音マシマシのULT2は、ヘッドホン自体が小刻みに揺れるぐらい極端な重低音で、ライブ会場の最前列で聴くような迫力が味わえますが、中高音やボーカルの歌声が重低音に埋もれてしまいます。

なので、僕は、ULT1の状態でパンチのある程よい重低音で音楽を楽しんでいます。

ULTオフの状態でも、SONYらしいクリアないい音質で、低音も一般的なヘッドホンと変わらないぐらいの印象。

その日の気分や聞く音楽によって、ULTボタンひとつで重低音の強弱を変えることができるのが、このULT WEARの1番の魅力かと思います。

その他の機能

ULT WEARは様々機能あり、代表的な機能を紹介します。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングは上位機種のWH-1000XM5やWH-1000XM4と比べると少し控えめ。

価格差があるので、当然っちゃあ当然かも分かりませんが、静寂な中で繊細な音を楽しむというより、ライブで音楽を聴くような臨場感を楽しむヘッドフォンなので、そこまで気になることはありませんでした。

耳を覆うヘッドフォンなので、つけているだけで外音を遮る事ができますし、僕的には十分なノイズキャンセリングでした。

右側のハウジング

右側のハウジング部分には、ボタン類は一切ありませんが、面部分をタップやスワイプさせる動作で、曲送りや音量の上げ下げ、再生・停止ができます。

その中でもとても便利な機能で、手のひらで覆うようにすると、スッと音楽の音が小さくなり、外音取り込みモードになるので、急に呼びかけられたり、電車のアナウンスを確認したいときなど、わざわざヘッドホンを外さなくても外音を確認する事ができます。

バッテリー

バッテリーの駆動時間は、

ノイズキャンセリングON:30時間
ノイズキャンセリングOFF:50時間

一度フル充電すると、余裕で3、4日。

通勤通学のみで利用するなら、1週間以上は持つと思います。

装着検知

音楽再生後、一時的にヘッドホンを離すと自動で音楽がストップし、再度装着するとストップした箇所から続きの音楽が自動で再生されます。

また、ヘッドホンを離した状態で一定時間経過すると、バッテリーの消費を防ぐため電源が自動でオフになります。

マルチポイント対応

2台の機器と同時接続し、それぞれ通話も音楽も受信できるマルチポイント接続に対応しています。

しかも2台の機器でヘッドホンを使う場合、接続の切り替えなしで、音楽を再生・電話を着信する際に自動で対象の機器に切り替えてくれます。

ULT WEARの操作性

ULT WEARは操作性にも優れていて、特に右側ハウジング部分のタッチセンサーコントロールがとても使いやすいです。

面部分をタップすると再生/一時停止。

前、後ろに指でスワイプさせると、曲送り、曲戻し。

上下にスワイプさせると音量を調整できます。

また手で覆う動作をすると、再生中の音楽がスッと音量が小さくなり外音取り込みモードになります。

急に誰かに呼ばれたり、電車のアナウンスを聞きたいときに、ヘッドホンを外したり曲を停止しなくても、外音を確認する事ができます。

他モデルとの比較

SONYから現在発売されいてるヘッドホンと比べた表を作成しましたので、ご確認ください。

ULT WEARWH-1000XM5WH-1000XM4WH-CH720NWH-CH520
ノイキャン性能★★★★★★★★★★★★★★無し
ハイレゾ⚫︎⚫︎
重さ約255g約250g約254
g
約192g約147g
バッテリー持ち最大30時間(NC ON時)
最大50時間(NC OFF時)
最大30時間(NC ON時)
最大40時間(NC OFF時)
最大30時間(NC ON時)
最大38時間(NC OFF時)
最大35時間(NC ON時)
最大50時間(NC OFF時)
最大50時間
外音取り込み⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
マルチポイント接続⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
対応コーデックSBC、AAC、LDAC

SBC、AAC、LDACSBC、AAC、LDAC

SBC、AAC

SBC、AAC
価格(税込)33,000円59,400円48,400円22,000円7,700円

上位機種のWH-1000XM5やWH-1000XM4との違いはハイレゾに対応しているかという点ですが、ULT WEARはハイレゾに対応していないものの、DSEEには対応しているので、音質の差はそこまで違いがないと感じました。

DSEEとは?

圧縮された音源で失われがちな高音域をヘッドホン内で補完します。

MP3やBluetoothの伝送コーデックなどにより圧縮された音源を、聞き疲れしにくい自然で広がりのある音で再生します。

※SONY公式HPより引用

微妙な差ですが、中高音域の音の広がりはWH-1000XM5やWH-1000XM4の上位機種が優れ、全音域でリッチな音という感じがします。

まとめ

今回は、SONYの重低音マシマシヘッドホンULT WEARをレビューしました。

いかがでしたでしょうか?

ULT2モードはとにかく重低音が効いて、

ライブハウスで感じる臨場感が好き!
迫力のある音で映画を楽しみたい!
体に響くくらいの重低音がとにかく好き!

重低音大好きな方は、間違いなく満足できるヘッドホンかと思います。

重低音特化型ヘッドホンという事で、かなりエッジの効いた商品ですが、ULTボタンで簡単に重低音の強弱を変更できるので、

5万円を超える上位機種は予算的にちょっと・・・

という方にも、十分なノイズキャンセリングや上位機種と同じプロセッサーを搭載、操作性にも優れたヘッドホンが3万円台で購入できるので、間違いなく満足できるヘッドホンです。

僕は普段、低音の効きが強調されつつ中高音やボーカルもしっかりと聞けるULT1モードで利用し、気分を上げたい時やより低音を効かせたい曲の時は、ULT2で重低音MAXで音楽を楽しんでいます。

家電量販店で気軽に試せるので、一度ULT2の重低音MAXで音楽を聴いてみて下さい。

重低音の虜になるかも!?

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

大阪生まれの大阪暮らし。
仕事は不動産営業で、キャリアは20年以上。
住宅街を歩いていると「この家〇〇〇〇万円位かな・・」と勝手に査定してしまいます。
このサイトでは、大好きなカメラ・ファッション・旅行や生活改善情報など発信していきます。

また、「不動産営業マンと対等に渡り合える知識」をテーマに発信している『やっちん』のブログというサイトも運営しているので、そちらもチェックしてみて下さい。https://yacchin-blog.com/

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