超広角18mmスタート SONY新型Vlogカメラ【ZV1Ⅱ】を約2ヶ月使ってみての正直レビュー!

皆さんこんばんは。

『やっちん』(@yacchin_0310)です。

今回は、2023年6月に発売されたSONY新型Vlogカメラ【ZV1Ⅱ】を発売日に購入し、約3ヶ月使用しました。

実際に使ってみての「この機能最高やな!」とか「ちょっとイマイチやな〜・・・」と思う箇所を正直にレビューします!

【SONY ZV1Ⅱ】の購入を検討している方やスマホのカメラで満足できない人,、何十万円もするミラーレス一眼までじゃなくても本格的に手軽に写真や動画を楽しみたい!

という方は是非この記事を最後までお読み下さい。

それでは行ってみましょう!

目次

まずは外観から

パッと見た感じ、ZV1から変化はありませんが、いくつかアップデートされた部分があります。

USB typeーC

初代の「ZV1」はマイクロUSBでしたが、今ではあまり使われていないので不便。

今回の「ZV1Ⅱ」は、USB typeーCになったことで、普段持ち歩いてるモバイルバッテリーで給電できるため、予備のバッテリーが無い時でもモバイルバッテリーがあれば充電できます。

三脚のネジ穴の位置が真ん中から横にズレた位置へ変更

初代ZV1では三脚やシューティンググリップが邪魔でバッテリー、SDカードが取り出しにくかったのですが、今回のアップデートで楽に取り出しができるようになりました。

マイク部分のデザインが変更 「インテリジェント3カプセルマイク」

指向性を選べるマイクになり、モニターに表示されているマイクのアイコンをタップするだけで、

前方・全方位・後方・オート

の中から選択できます。

これにより様々なシーンに適した音声を記録できるようになりました。

もちろんウィンドスクリーンも付属しているので、風の音や雑音などを入りにくくすることが出来ます。

グリップ部分

グリップ部分の素材は、ZV1ではラバーのような素材に対して、ZV1Ⅱではボディと統一された素材になりました。

グリップ感は初代ZV1のほうが良く、少し残念な所です。

過去のZV1シリーズとのスペック比較

近頃、YouTubeをはじめ、TikTok、Instagramリールなど、プロのクリエイターでない人でも簡単に動画コンテンツをSNSにアップできる時代になりました。

動画コンテンツの普及に伴い、沢山の人が少しでも高品質なカメラを求めているように感じます。

今回レビューするSony ZV-1Ⅱは、より簡単にそのような要求を満たすために開発されたカメラと言えるでしょう。

今回3代目となる「ZV1Ⅱ」と過去に発売されたZV1シリーズとの比較を簡単にまとめてみました。

基本的なスペック等の違いはこちらです。

スクロールできます

ZV1 Ⅱ

ZV1F

ZV1
発売日2023年6月2022年10月2020年6月
焦点距離(35mm判換算)18-50mm20mm単焦点24-70mm
F値F1.8-4F2F1.8-2.8
有効画素数約2010万画素約2010万画素約2010万画素
画像処理エンジンBIONZ XBIONZ XBIONZ X
瞳AF《静止画》人物/動物
《動画》人物/動物
《静止画》人物/動物
《動画》人物
《静止画》人物/動物
《動画》人物
マイク指向性
手ブレ補正 光学式
動画手ブレ補正電子式電子式光学式+電子式
USBType-CType-CマイクロUSB
三脚装着時バッテリー・SDカード交換可能バッテリー・SDカード交換可能バッテリー・SDカード交換不可
サイズ約105.5×60.0×46.7約105.5×60.0×46.4約105.5×60.0×43.5
重さ(バッテリー、SDカード含む)約292g約256g約294g
価格(税込)※ヨドバシカメラ調べ ※2023年8月時点115,250円75,950円86,440円
各製品の比較

画角の違い

一番特徴的な部分として焦点距離の違いがあります。

「ZV1Ⅱ」の画角が18mmスタートとなり、より広角に撮影する事ができます。

初代「ZV1」は24mmスタートで、風景やポートレートを撮影する分には問題なく使用できるかと思いますが、Vlogならではの「自撮り」を撮影する時には、画角が狭いと感じる事があり、少し顔がどアップ気味で後ろの背景があまり映す事が出来ません。

その後に発売された「ZV1F」は広角レンズに刷新され20mmとなり、より広く撮影する事ができるようになりましたが、単焦点で画角のバリエーションが無く、使いにくい・・・

その2台の不満点を解消した「ZV1Ⅱ」18mmー50mmでVlog目的の画角としてはベストな焦点距離です。

自撮りは勿論、建造物や風景をダイナミックに撮影する事が出来、標準画角の50mmも撮影できるので、これ1台で幅広い被写体を撮影する事が出来ます。

複数人顔認識機能

フルサイズのVlogカメラ「ZV E-1」にもある新機能で、複数人顔認識機能が搭載されています。

複数人で撮影するときに、一番手前の人にフォーカスがあってしまい、後ろの人がボケてしまうのですが、この機能を使う事により、人の位置が前後している状況でもF値を調整し、全員の顔にフォーカスが合うようにしてくれます。

手振れ補正は動画のみ

「ZV1Ⅱ」の手振れ補正は電子式のアクティブ手振れ補正となります。

動画撮影時のみ有効で、手振れ補正をオンにすると画角はクロップされてしまいますが、とても滑らかに手振れを抑えてくれます。

手ブレ補正OFF

手ブレ補正ON

背景ボケ切り替え

背景ボケをカメラの上部ボタンひとつで簡単に設定する事が出来ます。

この機能をオフにすると背景をしっかり撮影することができ、オンにすると背景がボケて被写体をくっきり目立たせることが出来ます。

商品レビュー用設定

YouTubeをされている方にありがたい機能で、商品レビュー設定機能があります。

この機能は、商品レビューの際に商品を手前に持ってきた際、スムーズにその商品にピントを合わせてくれる機能となります。

いい感じの動画が簡単に撮れる「シネマティックVlog設定」

動画の撮影に慣れてくると、もっとおしゃれな感じで撮りたい!

でもLog撮影して色味を調整カラーグレーディングして・・・

とか、やり方が分からないから簡単にいい感じで撮影したい!

「ZV1Ⅱ」なら簡単にいい感じの動画が撮れるんです!

「ZV1Ⅱ」には「シネマティックVlog設定」があり、

【Look】コントラストや彩度などを変えたプリセット
CLASSIC / CLEAN / CHIC / FRESH / MONO

【Mood】映像の色合いを強調したい色に合わせてプリセットから選択
AUTO / GOLD / OCEAN / FOREST

上記の組み合わせで、色んな表現が自由自在です。

FRESH FOREST

CLEAN. OCEAN

CHIC. GOLD

MONO

また、「シネマティックVlog設定」は、上下に黒帯が現れ、映画館でみるような横長のサイズになり、映画でよく使われるフレームレートの24fpsに自動で設定されます。

写真撮影はどんな感じ?

ZV1ⅡはVlogカメラとして発売されているカメラですが、今までSONYが発売している高級コンデジRX100シリーズと同じセンサーが入っているので、十分綺麗な写真が撮れます。

有効画素数が2010万画素。

センサーは1.0型の積層型のCMOSセンサーを搭載しており、RX100mark7と同じセンサーで、写りも殆ど変わりません。(当然RAW記録にも対応しています。)

静止画での最短撮影距離は、広角側なら約5cm、望遠側なら約15cmとかなり寄って撮影する事が可能です。

広角側

望遠側

超広角の18mmスタートなので、写真で広く撮れるコンデジを探していた方にもおすすめのカメラです。

注意点としては、広角側の開放でF1.8、望遠側がF4.0となりますので、望遠側になると少し暗くなってしまいます。

また、光学式の手振れ補正が付いていません。

初代のZV1は光学式の手振れ補正が付いていましたが、このZV1Ⅱは写真の時の手振れ補正が付いていないので、手振れが起きやすいです。

シャッタースピードの調整や三脚を使用し、なるべく手ブレを抑える工夫が必要となります。

オートフォーカスはSONYのファストハイブリッドオートフォーカスとなり、申し分ない速さ。

人物と動物の瞳オートフォーカス対応。

ISO感度は写真の場合、125から12,800まで使う事ができますが、1型センサーですので、1000を超えてくるとノイズがのってきます。

僕は、lightroomのAIノイズ処理を使ってノイズを消したりしています。

写真の作例(全てJPEG撮って出し)

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?

本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。

※SONY公式サイトより引用

価格は10万円前後となりますので、決して安いカメラではありません。

しかし、

旅行の時に気軽に綺麗な写真・動画を撮りたい方、

YouTubeなどのプラットフォームで綺麗な画像でオシャレな動画をアップしたい方、

写真も動画も綺麗に撮れて初心者にも使いやすい機能が沢山入っている「ZV1Ⅱ」はお勧めできるカメラです。

参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

YouTubeでも紹介しています。

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この記事を書いた人

大阪生まれの大阪暮らし。
仕事は不動産営業で、キャリアは20年以上。
住宅街を歩いていると「この家〇〇〇〇万円位かな・・」と勝手に査定してしまいます。
このサイトでは、大好きなカメラ・ファッション・旅行や生活改善情報など発信していきます。

また、「不動産営業マンと対等に渡り合える知識」をテーマに発信している『やっちん』のブログというサイトも運営しているので、そちらもチェックしてみて下さい。https://yacchin-blog.com/

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